レミ×咲夜をこよなく愛するページ
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にとひなのオールナイト幻想郷2009 前編
PI
PI
PI
POーーーーーーーN
「これはねぇ、私の友人の・・そうですねぇ、仮に軍師様と言いましょうか。その方から聞いた話なんですがね・・・
「軍師様の知り合いに下手糞でヘタレな絵描きがいたそうなんですよ。いつまでも上達しないそうなんですがね、えぇ・・・
「そんな彼がね、ある時HPの更新の為、パソコンを立ち上げてデータを見たんだ。
「いつもどおりにやっていたんですがね、よく見ると・・・・あれ?おかしいな・・・・変だな・・・・、って異変に気付いた。するとねぇ・・・
「あっ!!
ドーーーーン!
「彼、気付いたんだ。今まで作ってた絵のデータ5枚分、相当頑張ったもの、それをね
「上書き保存しちゃっていたんだってさ!!
「結局その下手絵描きさんはね、急いで復旧しようとしたけどもう手遅れでねぇ・・・発表する機会を随分と遅らせてしまったそうなんですよ。
「いやぁ、きっとなにかあるんでしょうねぇ。彼の回りには、えぇ、いるんですよぉ・・・・えぇ・・・・・
「「遅れて本当にごめんなさい。にとひなのオールナイト幻想郷!!」」
ちゃーんちゃらーんちゃーんちゃらーんちゃーんちゃらーん
ぱらっぱ~っぱぱらぱっぱっぱぱ~
(♪ bitter sweet samba)
「どうもこんばんわー!」
「こんばんわー」
「にとひなでーす!」
「はいー」
「いやぁ~本当に公開が遅れたねぇ。」
「救いようの無いぐらいね。」
「ほんと、待たせすぎて申し訳ございません。深くお詫びいたします。
「代わりに当初の1.5倍ぐらいのボリュームとなっております。いろいろと。」
「・・・ところでさ、オープニングのあの人・・・誰?」
「あら、知らないのにとり?ほら、こっちに来るわ。」
「いやいやどうも、お呼び頂いちゃって、すみませんねぇ。ほんと。」
(声援)「淳ちゃーん!淳ちゃーん!淳ちゃーん!」
「いよ!夏男!」
「いやぁ、冬も活動していますよ?えぇ。」
「えっと・・・どちら様でしょうか・・・・?」
「妖怪も震え上がる怪談と言えばこのお方!淳ちゃんよ。
「いや、そんな大層なものじゃありませんって。、恐縮ですよ。えぇ。」
「はぁ・・・・」
「今回公開が大幅に遅れちゃったでしょ?そこで私達だけでは荷が重かろうと心配に思った八雲紫さんが、外界からわざわざ連れてきてくれたのよ。ありがたい話ね。」
「そ、そうなんだ・・・」
「えぇ、そうなんですよ。でもねぇ、ゆっくりして行きたいんですがね?もう次の仕事が迫っちゃってて、ここいらで出ないといけないんですよ。残念ですけど。」
「仕方ありませんよ。淳ちゃん、どうもありがとうございました。」
「えと・・・ありがとうございました。」
「はいはい。それでわ~」
ひったひったひったひった・・・・・
「・・・あの人、外界の方だよね?どうやって戻るんだろう?」
「紫さんが送っていくそうよ。因みに最新怪談CD”MYSTERY NIGHT TOUR selection9~時間がない~”が6月5日に発売よ。皆予約してね。」
「そ、そう・・・」
「と、とりあえず提供クレジットいこうか」
「そうね。オールナイト幻想郷、この番組は
紅魔館・白玉楼・永遠亭・八雲家・文々。新聞・守矢神社・天界の我侭総領娘様・リグルの虫の知らせサービス㈲・博麗神社(仮)・勇儀様FAN倶楽部・地霊殿 の提供でお送り致します。」
(この頃旧都が地上に干渉する事、多くなってきたなぁ・・・っていうか勇儀様FAN倶楽部ってなによ・・・)
ちゃーんちゃらーちゃんちゃーオールナイト~
「例大祭で素敵兄弟(兄)に会いました。名に負けず素敵な方でした。100点万点。
(←素敵な方)
「にとひなのオールナイト幻想郷!」
「うーん」
「どうしたのにとり。変な顔よ。」
「変な顔して、でしょ!ねぇ、なんかおかしくない?」
「きゅうりばかり食べているから頭がおかしいのよ」
「いや違うって!もっとこう、なにか違和感を感じるんだよねぇ・・・」
「新しい服を着てきたからじゃない?」
「これ?いいでしょー?”ヴァレキューレ”って言うんだー
「前から欲しくて買ったんだー。ぶらいあんなんちゃらって方が作ったんだよ。でも雛の和服も凄くいいじゃない!」
「そう?ありがとう。」
「うん。・・・・う・・・・ん・・・・・・?
「ああああああああああああああああ!」
「どうしたの?急に大声出して?」
「ほんと、ビックリするじゃない。」
「はぉぐ!パルねぇまで!!やっぱり!
「なによ?」
「私だけ顔アイコン使い廻しじゃんかあああああああああああああ!!!」
「大丈夫、にとりはにとりよ。」
「そ。幻想郷に2人といないエロ河童よ。」
「ちっがーーーう!うあー!ずるいーずるいー!なんで私だけ旧アイコンなんだよー!」
「顔パターンが多いから面倒だったんじゃない?」
「あは。そうかもね。」
「ふかー!横暴だー!陰謀だーー!」
「大丈夫よ、ちゃんとにとりの新アイコンは用意していあるから、落ち着いて。」
「え!そうなの!?」
「そうよ。」
「だからしばらくは旧アイコンで我慢してね。」
「う~ん、わかったよ。折角ヴァレキューレ着てきたのになあ・・・」
「っていうか音声放送じゃない。皆に見えないでしょ。」
「う・・・そういえばそうだったね。」
「いいから次いってよ。番組進まないのよ。」
「ゲストの方、もう待ちくたびれているかも。」
「そうだね。というわけで今回もちゃーんとゲストを呼んであります!」
(ドキドキ・・・)
「今や飛ぶ鳥を落とす勢いの
「超人気者!
(ワクワク・・・)
「お呼び致しましょう、本日のゲスト・・・
「古明地さとりちゃんでーーーーす!!
「こんば・・・・
ぱぱぱ~ぱぱ~ぱ~ぱ~
「こんばんわ。」
「こんばんわ」
「こんばんわー」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「旧都からよくおいで頂きました。」
「今や、すんごい人気者だもんね、うれやましいな~」
「いえ、そんな事はありませんよ。」
「ちょっと待ってくださいいいいいいいいいいいいいい!!」
「おりょ?貴女は・・・
「今や飛ぶ鳥に落とされる勢いの
「東風谷どん」
「なんですかそれええええええええええ!?待ってください!おかしいですよ!私の扱い酷すぎませんか!!??」
「え・・・だって・・・・」
「しっ!にとり、今は言わない方がいいわ。」
「なるほど、そういう事ですか。」
「お、読んだね?さすがだねぇ。」
「私に判る様に話してください!第一、ゲスト出演依頼きましたよね!?私!」
「まぁ、そうだけどね」
「だったらなんでこの娘が優遇されるんですかぁー!」
(こ、この娘って・・・・早苗ちゃんより遥かに年上なんだけど・・・?)
「構いませんよ。よく言われますから。」
「よく言われるんだ・・・」
「侮ってはいけないわ東風谷さん。古明地さんは第6回人気投票にて13位だったのよ?」
「すごいよねー」
「私は4位でしたよおおおおおおおおおおおお!!??」
「ふーんだ、どうせ私は25位ですよーだ。」
「所詮27位よ。」
「・・・・・・」(←37位)
「い、いや、あの、別に自慢で言った訳じゃなくて・・・」
「もう、いいから普通に扱ってくださいよぉ!怒りますよー!?」
「東風谷はん?ここはあんたの出る幕やありません。」
「ぎゃあぎゃあ、やかましいわ。」
「う・・・・・・」
(凄い殺気・・・)
「でも私は構いませんよ。この方が居ても」
「ゲストの承諾を得ましたー」
「うぅ・・・私の味方は貴女だけよさとりちゃん。前々から思ってましたけど、守矢神社関係者に対する仕打ち、酷すぎません・・・?」
「あい・どんと・のう。あんど・ふぁっ・・・」
「こらあああああああああああああ!」
「こっわ・・・えっと・・・・ここで一旦CM~」
ちゃーんちゃらーちゃんちゃーオールナイト~
「次回作もなんらかの形で出演したいな~。58点。にとひなのオールナイト幻想郷」
「私自機化しましたー!」
「あーっそ。凄く羨ましい。妬んでやる、妬んでやる・・・」
「でわ私も・・・ぱるぱる~」
「や、やめてくださいってぇ!」
「というわけで本日は古明地さとりちゃんと東風谷どんに来て頂いておりますー!」
「普通に紹介してください!」
「いいじゃない。自機4位さん」
「本当羨ましいですね。」
「あ・・・う・・・ひ、酷すぎる・・・・」
「それじゃあ古明地さんに質問ハガキ・・・」
「あぁ、それは私ではありません。・・・全部ペットに任せてます。」
「・・・・・・・・・・」
「以前に、ですか?あぁ、あの時の声はこのお二方だったんですね。なるほど、悪気はなかったと。大丈夫、気にしてません。」
「・・・・?劇団一人?」
「いやぁ、間近で見るとすごいなぁ。」
「なんでさとりちゃんは一人事を?台本ですか?」
「心読んでるんだよ。すごいでしょ?」
「またまたそんなぁー。こんな小さい女の子がぁ?」
「・・・・・・へぇ、東風谷さん、交換日記をしているんですか。文さんという方からのご紹介?あら、恋仲まではいっていない?なかなか仲が進展しないのが悩み?なるほど」
「ふぇ!?」
「まぁ。近々デートの申込をするんですか。頑張ってください。」
「うぇえええええええええええ!?本当に心読んでるううううう!?」
「しかも、内容がものすごいスキャンダルね」
「あー・・・事情を知っているだけに・・・複雑・・・頑張れ友よ・・・・」
「ちょっとちょっと!皆にバラさないでくださいよ!秘密なんですから!」
(ごめん、幻想郷中に流れてます・・・)
「しかしこれ・・・」
「視聴者が判らないじゃないか?番組が進め辛いです?すみません、こういう性分なもので」
「あっぐ・・、その・・し・・・」
「これじゃさとりちゃんの独占舞台だぁ・・・・・・」
「可愛い顔してあの子~割とやるもんだねっと」
「すみません。もう新コーナーに行ってもいいですよ。へぇそういう内容なんですか。また変わったコーナーなんですね。」
「う・・・困った・・・やりづら・・・・」
「そんな時は私にお任せ!」
「うぉあ!ビックリピッタンコ!」
「ふぇ!?い、いつのまに私の背後に!?」
「あら驚き」
「こ、こいし?何時来たの?」
「今日ずっと一緒にいたじゃん。
「だから今日お姉ちゃんの下着はピンクのレースだって事も知ってるよ?」
「こ、こいし!変な事言わないでよ!」
「おぉ、あのさとりちゃんが乱れている」
「恐るべき妹さんね。」
「へぇー、妹さんなんだー。可愛い~。」
「あ、この前、路上で寝ていた巫女さん。」
「寝ていたんじゃなくて撃墜されたんです!悪い巫女と魔法使いに!」
「こいし、皆さんの邪魔になるからあっちで待ってなさい。」
「その前に皆さんの手助けをするわ。」
「手助け?なにするの?」
「待ってて。すぐに済むから。」
「?こ、こいし?」
「大丈夫、痛くしないから。じっとしててお姉ちゃん」
「ちょっと!な、なにをするの!?こいし!?」
(なんかいやらしいなぁ・・・)
「優しくするから・・・えい!」
「っ!?」
「うわーぉ・・・・・」
「アクセサリーに?」
「えと・・・ど、どう説明すべきか・・・・」
「こいしちゃんがさとりさんの胸を優しく突付きました。」
「なんか駄目!それ!」
「これでバッチリだよ!」
「・・・・・い」
「いやあああああああああああああああああああああ!!!」
「どぅわぁ!ビックリピッタンコ!どうしたの!?」
「心が!心が読めないいいいいいいいいいい!!」
「あの部分で読んでたのおおおおおおおおおおおおおおお!?」
「笑撃の事実ね」
「これでお姉ちゃんはなんの力も無い可憐な少女!守ってあげたくなる子は自然と好感度アップする
「ってお姉ちゃん言ってたもんね。」
「言ってないーーーーーーーー!」
「それじゃあ頑張ってねお姉ちゃん!今のお姉ちゃん凄く可愛いよ!これで皆から好かれるよ!」
「こいしのばかぁ!」
「一応姉のためを思っての事・・・かぁ・・・・」
「いい妹さんね~」
「うぅ・・悩みの種ですよ・・・何するか判らないし・・・」
「なんにせよ、これで穏便に事を進められそうね。」
「ま、まぁね・・・・」
(にしても、こいしって娘、見事なドS振りね。
気が合いそう・・・ふふふふ)
「あの~・・・ところで私宛てにハガキとか・・・・」
「新コーナー 悪い魔法の夢!」
「仕舞いには泣きますよぉお!?」
「えっと・・・・新コーナー”悪い魔法の夢”は、魔法使いの魔理沙が魔法に失敗した際に起こった珍事を視聴者の皆様に考えて頂き、募集したものを発表するコーナーです。」
「今回はゲストの可憐なる少女 古明地さんと・・・・さんと見て行きましょう」
「変な二つ名付けないでください!」
「鍵山さん!今私の名前忘れたでしょ!?」
「お、落ち着いて、東風谷どん」
「”どん”もやめてくださいよ!」
「クスクス・・・」
「だぁーもう!先、進めるね。」
「一通目のお葉書 ペンネーム・素敵兄妹様
・魔理沙の魔法が失敗してしまいました。
お空の体に宿る核融合の力を魔法で再現する、
という危な過ぎる実験をしていたようなのですが、
逆に力を消してしまい、お空を地獄鴉に戻してしまいました。
「ちょ、うええええええええ!?」
「あ・・・以前のお空だわ。」
「こんなんだったのおおおおお?」
「そうですよ。以前は落ち着いていたんですけどね・・・」
「八坂様による巧みの技。ビフォーアフターね」
「すごぉい!さすが神奈子様!」
「5面ボスの豹変振りも凄いけどこの・・・いやなんでもない・・・」
「次のお葉書~ペンネーム・ナナシさん
魔理沙が魔法に失敗しました。
妖怪や妖精が撃符になってしまいました。
失敗した魔法の効果が切れるまで、魔法を免れた者達のお気に入りの撃符争奪戦が始まったそうです。
「無駄に壮大だね・・・っていうかこの魔理沙デフォルトなの・・・?」
「裏話だけど、このハガキのネタ構図、すんごく悩んだらしいわよ。」
「あー妖逆門だー。これ探しても無いんだよねぇ~。本もDVDも。」
「それにしても・・・二名ほど大変な事になってますね・・・」
「さとりちゃん大丈夫?顔色悪いね。」
「突然何も聞こえなくなったら怖いでしょ?」
「心が読めなくて怖いのか。よしよし、じゃあ安心するように私が抱き締めて」
「逆ひざカックン」
ゴッ!
「ぎゃあっ!」
「ほらさとりちゃん。お姉さんと一緒にジュース飲みましょう~?」
「言っておきますけど、貴女より長く生きていますからね、私?」
「三通目のハガキ ペンネーム 軍師・ 八重留様
魔理沙が魔法に失敗しました。
「にとりの帽子をとったら(太陽拳)できるに違いない。」と思い。
帽子を飛ばすべく風(かまいたち)の魔法を発動したら、
スッパしてしまいました。
「なにこれええええええええええええええええええええええ!!」
「グーーーーレイコォッ!」
「うわぁ、にとりさん大胆!」
「は、破廉恥・・・」
「雛ぁああああああ!なんでこの葉書き採用したのよおおおおおおおお!」
「天命。だって、ほら、私神様ですから~」
「そういえばそうでしたね。」
「ちくしょう・・・ちくしょう・・・」
(破廉恥な神様なのね)
「因みにお葉書には”ゴメンなさい雛(厄移さないでー)。”」と書いてあるけど・・・・
「毎年が厄年に決定~。新刊、目の前で完売あたりまえね。」
「「「やめなさい!!!」」」
「それではここで一旦CM~」
~後編に続く~(↓下にあります↓)
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